今回訪問したのは山形県酒田市のラーメン店「花鳥風月 酒田本店」です。
酒田市へは以前「ワンタンメンの満月 酒田本店」へ訪問しました。
今回の「花鳥風月 酒田本店」は「ワンタンメンの満月」と並ぶ、酒田のラーメンの人気店。
以前にも記しましたが、酒田のラーメンは単なる人気ご当地ラーメンではありません。
2023年10月に開催された「日本ご当地ラーメン総選挙」で、見事日本一に輝いたご当地ラーメンです!
全国100以上のエントリーの中から予選を勝ち抜き、新宿の決勝戦で札幌ラーメンや博多ラーメンといった強豪を圧倒的な差で破っての優勝。
「日本一のご当地ラーメン」である酒田のラーメンの中でも人気店である当店、行かないわけにはいきません!
酒田ラーメンとは?その歴史を紐解く
ここで改めて「酒田のラーメン」について説明します。
酒田ラーメンの歴史は意外と古く、そのルーツは大正時代後期にまで遡ります。
中国人が酒田で開いた「支那そば屋」が始まりとされ、その技術が地元の人々に受け継がれていきました。
港町である酒田の地理的特性を活かし、トビウオや昆布、煮干しなどの魚介系ダシをベースにした透明感のあるスープが特徴です。
これに豚骨や鶏ガラなどの動物系ダシを合わせることで、複雑で深い旨みが生まれるんですね。
文化庁の「100年フード」にも認定されている酒田ラーメンは、まさに地域が誇る食文化の宝なんです。
花鳥風月の歴史と特徴
花鳥風月は2006年(平成18年)に創業した、いわゆる「月系酒田ラーメン」の一角を担う名店です。
酒田市東町の本店をはじめ、鶴岡店、山形北町店、南店、そして朝ラーメン専門の「照月」まで展開する人気チェーンとなっています。
この店の最大の特徴は、なんといっても「自家製麺」と「海老ワンタン」です。

地元産小麦を使用した自家製麺は、3〜4日間熟成させた多加水麺で、もちもちとした食感とツルツルとした喉越しが魅力。
そして、酒田ラーメンの代名詞とも言える海老ワンタンは、半透明で雲のようなふわふわ食感が特徴で、他の地域では類を見ない逸品なんです。
いざ、花鳥風月へ訪問
僕が宿泊したホテルからは徒歩10分程度。
JR酒田駅からは徒歩30分強。

歩くのが大変な方はタクシーがいいのかな?
大通りから左折すると花鳥風月の「本社兼麺工場」がありました。

いくつも店舗を展開しているので、会社としてもしっかり運営しているようです。
そしてその奥にラーメン店「花鳥風月 酒田本店」があります。

来店時間は開店時間11:00の10分前。
もちろん安定の先頭をキープ!

その後、数名の方が集まってきて、開店時は10名くらいの列ができました。
いざ実食!花鳥風月ラーメンを注文
店内に入ると、券売機で食券を購入するシステム。

僕が注文したのは、看板メニューの「花鳥風月ラーメン」(1,100円)です。
これはチャーシュー、メンマ、ネギ、そして自慢のワンタンが海老と肉それぞれ一つずつ入った全部盛りの贅沢な一杯。
とても丁寧な店員さんの接客に期待が高まります。
カウンター席で5分ほど待つと、ついに来ました!

透明感のあるスープに感動
まず目に飛び込んでくるのは、透き通った美しいスープ。

これぞ酒田ラーメンです。
魚介系のダシがベースになっているため、見た目からしてあっさりしていることが分かります。
一口スープを飲んでみると、飛魚(あご)の上品な旨みが口いっぱいに広がります。
醤油のキレがありながらも、まろやかで優しい味わい。
動物系のコクもしっかり感じられるのに、決してくどくない。
この絶妙なバランスが酒田ラーメンの真骨頂なんですね。
自家製麺の完成度に脱帽
続いて麺をいただきます。

中細のストレート麺は、適度なコシがありながら、喉越しが非常に滑らか。
地元産小麦の香りが鼻に抜けていきます。
多加水麺特有のもっちり感があり、スープとの絡みも抜群。
この麺、3〜4日間熟成させているというこだわりが味に表れています。
麺の硬さもちょうど良く、最後まで美味しくいただけました。
海老ワンタンが最高すぎる件
そして、いよいよ本命のワンタンです。

酒田ラーメンを語る上で、このワンタンは絶対に外せません。
薄皮の中には、ぷりぷりの海老、そして肉がたっぷり。
特に海老ワンタンは一口食べると、ツルッとした食感とともに海老の甘みが口の中で弾けます。
この半透明でふわふわの雲のようなワンタンは、酒田ラーメンでは一般的だそうですが、他の地域ではほとんど見られない独特のもの。
ワンタンとスープの相性も最高で、優しい魚介スープが海老の旨みをさらに引き立てています。
これ、ワンタンメン好きにはたまらないですよ。
チャーシューやメンマも手抜きなし
「花鳥風月ラーメン」には、チャーシュー、メンマ、ネギも入っています。
チャーシューは柔らかく煮込まれていて、噛むほどに肉の旨みが溢れ出します。
メンマもコリコリとした食感が楽しく、味付けもしっかり。
ネギのシャキシャキ感が、全体のバランスを整えています。
どの具材も丁寧に仕上げられていて、手抜きが一切ありません。
おすすめポイントまとめ
花鳥風月の魅力をまとめると、こんな感じです。
- 日本一に輝いた酒田ラーメンが味わえる:2023年の日本ご当地ラーメン総選挙で優勝した、正真正銘の日本一の味です。
- 自家製麺のこだわり:地元産小麦を使用し、3〜4日間熟成させた多加水麺は、香り高くもちもちの食感。
- 唯一無二の海老ワンタン:半透明でふわふわ、プリプリの海老が入った酒田ラーメンの代名詞的存在。
- あっさり魚介系スープ:飛魚(あご)や昆布、煮干しなどの魚介ダシに、豚骨や鶏ガラを合わせた深い旨み。
- コスパ最高: 1,100円でこのクオリティは文句なしです。
酒田ラーメン人気の秘密
なぜ酒田ラーメンがこれほどまでに人気なのか。
それは、長い歴史の中で培われた技術と、地元の食材へのこだわり、そして何より「変わらずに進化していく」という姿勢にあると思います。
酒田のラーメンを考える会の会長さんが語っていた言葉が印象的でした。
「日本一になったからといって味を変えたり背伸びしたりすることなく、変わらずに進化していくのが酒田のラーメン」。
この地で編み出された独自のラーメンを守りながら、麺やスープの製法は進化し続けているんです。
アクセスと営業情報
店名:花鳥風月 酒田本店
住所:山形県酒田市東町1-3-19
電話:0234-24-8005
営業時間:11:00〜20:30(L.O. 20:00)※スープがなくなり次第終了
定休日:無休(臨時休業あり)
駐車場:30台
席数:26席(カウンター10席、テーブル16席)
禁煙
まとめ:酒田ラーメンおすすめ度MAX!
酒田市の「花鳥風月 酒田本店」は、日本一のご当地ラーメンを気軽に楽しめる最高のお店でした。
特に海老ワンタンメンの完成度の高さには脱帽です。
あっさりとした魚介系スープ、自家製麺の香りとコシ、そして唯一無二のふわふわワンタン。
この三位一体の美味しさを、ぜひ多くの人に味わってほしいです。
酒田市を訪れる際は、絶対に外せない一杯です。
というか、酒田ラーメンを食べるために酒田に行く価値がありますよ。
人気店なので週末の混雑は覚悟が必要ですが、待つ価値は十二分にあります。
酒田ラーメン、万歳!
花鳥風月、最高でした!



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