山形市西田にある「ケンチャンラーメン 山形」。
噂には聞いていましたが、平日に訪れてみると、その人気ぶりに驚かされました。
僕が到着したのは昼の開店10分くらい前。
店前にはすでに何人ものお客さんが。
ルールはよく分かっていなかったのですが、とりあえず他の人に続いて店内へ。
そうしたらまだ開店時間の11時になっていないのに、すでに店内には多くのお客さんが入店して席に座っていたんです!

「え、もう始まってるの?」と思いきや、後で調べたらこれがケンチャンラーメン名物の「フライングケンチャン」らしいですね。
準備が整い次第、開店時刻より早めに入店させてくれるという心遣い。
しかも海苔1枚と半割の煮卵がサービストッピング!
待っている側としては本当にありがたい限りです。
店内の券売機で整理番号付きの食券を購入し、外で待つことに。

幸いなことに僕もすぐに整理番号が呼ばれ、座ることができました。
店内は広々。
入店して左から右へカウンター席、テーブル席、小上がり席。
様々なタイプの席が用意されています。

天井も高く開放感があるので、混雑していても窮屈な感じはしません。
ケンチャンラーメンの歴史と特徴
「ケンチャンラーメン 山形」は、酒田に本店があるラーメン専門店の支店として営業しています。
山形県はラーメン消費量が全国トップというラーメン王国。
その激戦区で確固たる地位を築いているのがこのケンチャンラーメンなのです。
お店の最大の特徴は、なんといってもしっかり手揉みを加えた極太の縮れ麺です。
一般的な山形のラーメンとは一線を画す、個性的なビジュアル。

山形ではこういう麺は珍しいとのことで、県外からわざわざ食べに来るファンも多いそうです。
有名人も訪れるお店としても知られており、サンドウィッチマン、ヒカキンさん、石破総理大臣なども来店されたとか。
地元の方々だけでなく、全国から注目される名店なんですね。
メニューはシンプル、でも奥が深い
メニューは「中華そば」と「つけそば」が基本。
味の濃さ、油の量など、自分好みに細かくカスタマイズできます。
初めての方は「全部普通で」と注文するのが無難かもしれません。
僕は連食予定だったので、今回は中華そばの小盛を注文しました。
ただカスタマイズは「濃い口」「油ぽく」で。
価格は900円。

山形のラーメンとしては標準的な価格帯です。
いざ実食!極太縮れ麺の衝撃
運ばれてきた丼を見て、まず圧倒されました。

麺の量がすごい!
小盛でもかなりのボリューム感です。
そして何より目を引くのが、その麺の存在感。
極太の縮れ麺が丼からはみ出さんばかりに盛られています。
煮干しと動物系の旨みを凝縮したスープは、見た目以上に奥深い味わい。

濃厚なのに後味スッキリというのが本当に絶妙なんです。
煮干しの風味がしっかり効いていながら、動物系のコクも感じられる複雑な味わい。
醤油のキレも良く、最後まで飽きることなくスープを楽しめました。
そして主役の麺。

つるつる、もちもちの食感に加えて、縮れ麺特有の歯ごたえ。
スープがよく絡んで、一口ごとに濃厚な旨味が口の中に広がります。
手打ちならではの不均一な太さも、食べていて楽しい。
噛むほどに小麦の風味も感じられて、この麺だけでもお腹いっぱいになれそうなくらいです。
シャキシャキの細切りメンマも素晴らしいアクセント。
歯ごたえが良く、ラーメンに爽やかさを添えてくれます。
チャーシューも柔らかくて美味しかったですよ。
個人的には山形県で一番!
これまで山形県内のいろいろなラーメン店を巡ってきましたが、個人的にはこの「ケンチャンラーメン 山形」が一番美味しいと感じました。
極太縮れ麺とスープの組み合わせは唯一無二。
他では絶対に味わえない個性があります。
「濃口×極太×無化調」というスタイルは、一度食べたらクセになること間違いなし。
化学調味料を使わずにこの深い味わいを出しているのも、素材へのこだわりを感じさせます。
こんな美味しいラーメンを食べられる山形の方がうらやましい!
訪問時の注意点
「ケンチャンラーメン 山形」を訪れる際の注意点をいくつか。
まず、営業時間は11:00〜14:00と短め。
麺がなくなり次第終了なので、確実に食べたい方は早めの訪問をおすすめします。
定休日は月曜日、第1・第3火曜日、第1日曜日。
公式のX(旧Twitter)アカウントで休業日の告知もあるので、訪問前にチェックするといいでしょう。
駐車場は約10台分ありますが、ピーク時はすぐに満車になります。
私が訪れた平日でも開店前から満車状態でした。
週末はさらに混雑が予想されるので、時間に余裕を持って行くことをおすすめします。
まとめ:山形に来たら絶対食べるべき一杯
「ケンチャンラーメン 山形」は、行列覚悟で訪れる価値のある名店です。
極太縮れ麺の食感、煮干しと動物系の深い旨味、そして最後まで飽きさせないスープのバランス。
すべてが高次元で融合した、まさに山形を代表するラーメンだと思います。
整理券システムや早めの入店対応など、お店側の心遣いも感じられて、待ち時間も苦になりません。
山形観光の際には、ぜひこの「ケンチャンラーメン 山形」を訪れてみてください。
きっと忘れられない一杯に出会えるはずです。

店舗情報
・店名:ケンチャンラーメン 山形
・住所:山形県山形市西田2-1-17
・電話:023-647-0086
・営業時間:11:00〜14:00(麺がなくなり次第終了)
・定休日:月曜、第1・第3火曜、第1日曜
・駐車場:約10台
【山寺(立石寺)】1,000段の石段を登った先に見える絶景と静寂

山形市の観光名所といえば、やっぱり「山寺(立石寺)」です。
松尾芭蕉が『閑さや 岩にしみ入る 蝉の声』を詠んだ場所としても有名ですよね。
山形駅からJR仙山線に乗って20分強で最寄駅「山寺駅」に到着。

この日は晴天。
気温もちょうどよく、絶好の山寺日和。
入場券を販売している入り口には「往復一時間」の掲示。
いざ登り始めると想像以上に息が上がります。
約1,000段ある石段を、一段一段登っていくと、途中から木々の間を抜ける風が心地よく感じられてきます。

途中には仁王門やせみ塚、開山堂などの見どころが点在しており、「あと少し…もう少し…」と自分を励ましながら進むうちに、気がつけば山頂の「五大堂」へ。

ここから見下ろす山形盆地の眺めは、まさに絶景。

登ってきた疲れが一瞬で吹き飛ぶような美しさでした。

「登る前はただの山だったけど、登り終えるころには心がすっきりしていた」——
そんな不思議な浄化感を味わえる場所、それが山寺です。


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