【長岡一人旅】長岡の名店「青島食堂 宮内駅前店」で生姜の魔法にかかってきました!【新潟県】【ラーメン】

青島食堂 宮内駅前店 新潟県

東京のラーメン好きなら、JR秋葉原駅とJR浅草橋駅の間にある「青島食堂 秋葉原店というラーメン店の名前を聞いたことがあると思います。

長岡生姜醤油ラーメンのお店。

僕も何度も行ったことがあります。

いつも大行列。

これだけの人気店、いつか本店に行ってみたいな、と長らく思っていました。

そしてついに実現!

今回は新潟県長岡市にある青島食堂 宮内駅前店にお邪魔してきました。

ただ、青島食堂には「本店」を名乗る店がないようです。

今回訪問した「宮内駅前店」が本店のような店だと思われます。

この人気店のラーメンを堪能してきたので、詳しくレポートしていきます。

長岡生姜醤油ラーメンの歴史って知ってます?

まずは長岡ラーメンについて少しお勉強タイム。

実は長岡の生姜醤油ラーメンには、なんとも心温まる歴史があるんです。

昭和30年代、長岡の食堂で生まれたこの特徴的なラーメン。

当時の食堂のオヤジさんが「寒い新潟の冬を乗り切るには、体が温まるものを!」と考えて生姜をたっぷり入れたのが始まりとか。

なるほど、新潟の厳しい冬には確かに生姜パワーが必要ですよね。

で、どうやらこのオヤジさんの食堂が「青島食堂」のようなのです。

つまり青島食堂は「長岡生姜醤油ラーメン」の生みの親であるわけです。

青島食堂 宮内駅前店への道のり

JR長岡駅から信越本線または上越線に乗って二つ目の駅。

JR宮内駅東口の目の前にある青島食堂 宮内駅前店

駅からの道のりで既に生姜の香りがほんのり漂ってきて「あ、近づいてる」と分かるのがなんとも可愛らしいです。

お店の外観は昭和レトロな雰囲気で、壁には堂々と「青島」の看板

誰もいなかったので色々と写真を撮っていたら、地元の方らしき人がいらっしゃいました!

僕は一番乗りだったのですが、その後に地元の方々が次々と並んでいく様子を見て「これは間違いない店だな」と確信しました。

一人旅の醍醐味は、こういった地元の人に愛される店を発見することですからね。

(ところで地方遠征で先頭に並ぶ時、ビビりますよね。「ひょっとして臨時休業じゃないか?」とか😅)

いざ、生姜醤油ラーメンとご対面!

店内に入ると、カウンター席が用意されています。

一番右奥のカウンターに案内されました。

さて、注文したのは「青島チャーシュー麺大盛+茹ホウレン草増し(100円の方)+刻みねぎ増し(+生ビール大)」というフルラインナップ。

ううっ、見づらくてすみません…😢
お酒の弱い僕は、中で十分だったのですが…

女性の方の調理を何となく眺めていたら、並べた丼にスプーンで「魔法の白い粉」を振りかけています。

ラーメン二郎でもよく見る光景ですね。

化学調味料です。

これを気にして青島食堂を敬遠する人もいるのだとか。

僕は全然気にならないです。

めっちゃジャンキーだと分かっていても、マクドナルドを食べるのと同じ。

待つこと約10分、運ばれてきたラーメンを見て思わず「おおお!」と心の声が出ました。

青島食堂の生姜醤油ラーメンの特徴

まず気がつくのは、芳醇な香りの生姜スープ

これが青島食堂の特徴の一つで、「生姜パワー全開!」という感じです。

スープは透明感のある醤油ベースで、一口すすった瞬間に生姜の辛味と醤油の旨味が口の中で踊り始めます。

スープ、まじ美味いっす!生姜味をじっくりと堪能しました

「うーん」と心の中で唸りながら、生姜の風味をじーっくりと味わってしまいました。

これが長岡ラーメンの真骨頂!

麺は中細のストレート麺で、スープとの絡みが絶妙。

チャーシューも柔らかく、ネギとメンマのシャキシャキ感がアクセントになっています。

でも何といっても主役は生姜!

この生姜の使い方が青島食堂の人気の秘密なんでしょうね。

そして忘れてはいけないのが、ほうれん草の存在。

生姜醤油のスープをまとった青菜は、地味ながらも全体を調和させる名脇役。

例えるなら、バンドの中で妙にグルーヴ感を出してくるベーシストのような存在です。

行列の理由がわかる「人気」の秘密

正直、最初は「有名店ってハードル高いな…」とビビっていました。

でも実際に食べてみると、その「人気」の理由が手に取るようにわかります。

・スープは濃厚なのにすっきり

・麺はシンプルなのに飽きない

・チャーシューは豪快なのに繊細

この三拍子がそろった一杯は、まさに「長岡ラーメンの完成形」といえるでしょう。

まとめ:青島食堂 宮内駅前店はこんな方におすすめ!

秋葉原店よりは行列ではないですね!てか秋葉原店がヤバすぎ…東京恐るべし…

青島食堂 宮内駅前店は、こんな方に特におすすめします:

・本物の長岡ラーメンを味わいたい方
・生姜好きの方(これは絶対条件!)
・地元に愛される老舗の味を楽しみたい方
・一人旅で温かい雰囲気を味わいたい方

「青島食堂 宮内駅前店」は、長岡ラーメンを知るなら最初に訪れるべきおすすめ店。

長岡ラーメンの特徴である生姜醤油を、シンプルかつ最高の形で体感できます。

一人旅で訪れるもよし、家族や友人を連れて行って「これが長岡の味だ!」と自慢するもよし。

長岡を訪れる際は、ぜひ青島食堂 宮内駅前店で本物の生姜醤油ラーメンを味わってみてください。

宮内駅の2階から見た風景です

【寄り道】長岡駅と唎酒番所で新潟の酒文化にふれる

ラーメンを食べに長岡まで来たついでに、ちょっと観光もしてみようと足を運んだのがJR長岡駅

北陸新幹線や上越線が乗り入れるターミナル駅で、改札を出ると広々としたコンコース。

地方都市の駅らしい落ち着きがありつつも、どこかモダンな雰囲気が漂います。

実は長岡駅は歴史的な場所。

元々はここに「長岡城」があったのです。

しかし戊辰戦争で長岡城は焼失。

その跡地に長岡駅が建てられました。

現在は長岡駅の構内に、本丸跡の石碑が建っています。

唎酒番所で新潟の酒を堪能

日本酒がお好きな方は聞いたことがあるのでは?

長岡駅ビル2階にある 「ぽんしゅ館」内の「唎酒番所」は、日本酒好きにはたまらないスポット。

500円玉を握りしめて受付に向かうと、5枚のコインおちょこを手渡されます。

このコインを自動販売機に入れると、新潟各地の酒蔵の銘酒を少しずつ味わえるという仕組み。

壁一面に並んだ酒ボタンは、まるで大人のガチャガチャ。

「甘口」「辛口」「淡麗」「芳醇」…どれにしようか迷っているうちに、気づけば残りコインがゼロに。

味を楽しむはずが、選ぶ楽しさにも酔ってしまうのです。

僕はお酒はメチャクチャ弱いのですが、なぜかビールや日本酒を飲むのは大好き。

だからここに来るのを楽しみにしていました。

一人旅でも楽しめる駅ナカ体験

旅先でお酒を飲むと「ちょっと一人だと気まずいかな?」と思うこともありますが、唎酒番所は完全にセルフスタイルなので気軽。

周りを見渡すと、OLさん?や地元の奥様も、みんな一人で日本酒をちびちび楽しんでいました。

長岡ラーメンで体を温めたあとに、駅ナカで日本酒を味わう。

もし酔っ払ったら唎酒番所の隣にあるスタバで休憩😅

これぞ長岡らしいゴールデンコースです。

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