【奈良一人旅】ラーメン家 みつ葉|富雄の有名店で味わう泡系ラーメンの極み

ラーメン家 みつ葉 奈良県

東大寺春日大社、そして奈良の鹿

僕にとって奈良のBIG3。

「わたしは、奈良派。」という鉄道会社のコピーがありますが、僕も奈良派。

奈良といえば、世界遺産や歴史ある寺社のイメージが強いかもしれません。

しかし、実は奈良はラーメン好きにも見逃せないエリア。

今回の一人旅では、ラーメン通の間で「奈良の有名店」として知られる「ラーメン家 みつ葉」を目指しました。

場所は近鉄奈良線・富雄駅から徒歩わずか数分。

奈良市の住宅街にひっそりと佇む、泡系ラーメンのパイオニアです。

富雄で輝く奈良ラーメンの有名店

ラーメン家 みつ葉は、奈良県内だけでなく全国のラーメンファンからも注目されている人気店。

食べログやラーメン雑誌で頻繁に取り上げられ、「奈良のオススメラーメン店」として必ず名前が挙がります。

開店前から行列ができる光景は日常茶飯事とのこと。

県外からの訪問客も多く、週末は1時間以上待つことも珍しくないそうです。

お店がある富雄エリアは、閑静な住宅街の中に個性ある飲食店が点在するグルメスポット。

観光地からは少し離れていますが、その立地がまた“隠れた名店感”を引き立てています。

「泡系」という衝撃的な第一印象

みつ葉の看板メニューは「豚CHIKIしょうゆラーメン」

最大の特徴は、丼の表面を覆うほどのクリーミーな泡

初めて見たときはカプチーノかと錯覚するほど。

この見た目が訪問客の記憶に強く残ります。

泡立ったスープは、鶏白湯と豚骨の旨味をベースに、独自の乳化技術で滑らかに仕上げられており、口当たりは驚くほどまろやか。

それでいて後味はしつこくなく、スープがスッと喉を通ります。

スープをひと口すすると、鶏と豚の甘みが広がり、醤油のコクが全体を引き締めます。

泡によって熱が逃げにくく、最後まで温かい状態で楽しめるのも嬉しいポイント。

これは間違いなく奈良で味わえる“唯一無二”のラーメンです。

麺・具材へのこだわり

みつ葉の麺は中太ストレート麺で、もっちりとした食感が特徴。

スープとの絡みが抜群で、一口ごとに泡と麺が一体となって口の中に広がります。

麺はやや短めにカットされており、女性や子どもでも食べやすい長さになっています。

具材はシンプルながらも手間がかかっています。

チャーシューは低温調理で柔らかく仕上げられ、肉の旨味がしっかり。

半熟の味玉は黄身がとろりと溶け出し、スープとの相性も抜群です。

さらに、白ネギと青ネギの2種類が彩りと香りを加え、食欲を一層そそります。

待つ時間すら旅の一部に

みつ葉を訪れる際の注意点は、その行列の長さ。

開店前に並ぶのが基本ですが、それでも早い時間に行くのが吉です。

私が訪れた日も、開店30分前に到着した時点で既に20人ほどが並んでいました。

しかし、不思議とこの待ち時間が嫌ではありません。

周囲には富雄ならではの小さなカフェや雑貨屋があり、並ぶ前や後に立ち寄るのも楽しみのひとつです。

また、みつ葉は昼営業のみ(スープがなくなり次第終了)なので、訪問は午前中から計画するのがベスト。

午後になると売り切れになることも多いらしいので、特に休日は開店直後を狙うことを推奨します。

一人旅でも居心地の良い空間

カウンター席のみの店内は、スタッフの元気な声が飛び交い、活気に満ちています。

観光客だけでなく、地元の常連さんも多く、温かい雰囲気が漂います。

一人旅のラーメン店訪問は時に緊張することもありますが、みつ葉ではそんな心配は不要。

席に着けばすぐにラーメンが運ばれ、その香りに包まれた瞬間、旅の疲れも吹き飛びます。

奈良でラーメンを食べるなら、まずはここ

「奈良で有名なラーメン店は?」と聞かれたら、迷わず「ラーメン家 みつ葉」と答えます。

富雄という少し郊外の立地にも関わらず、連日行列が絶えない理由は、一杯の完成度の高さにあります。

泡系スープの唯一無二の口当たり、こだわり抜いた麺と具材、そして地元に愛される温かな雰囲気。
すべてが訪れる価値を持っています。

奈良観光のついでではなく、このラーメンを目的に奈良を訪れる旅。

それこそが、ラーメン家 みつ葉の魅力を最も堪能できる方法です。

店舗情報(訪問時)

  • 店名:ラーメン家 みつ葉
  • 住所:奈良県奈良市富雄元町3-3-15
  • アクセス:近鉄奈良線「富雄駅」徒歩3分
  • 営業時間:昼営業のみ(スープがなくなり次第終了)
  • 定休日:日曜日・祝日
  • 駐車場:近隣コインパーキングあり

奈良でラーメンを探している方、特に「有名店」「オススメ」をキーワードにしている方には、富雄のラーメン家 みつ葉が最適解です。

一人旅の途中に立ち寄れば、きっと忘れられない一杯に出会えるはずです。

奈良公園で出会う鹿たち|可愛いだけじゃない国の天然記念物

奈良といえば、大仏と並んで有名なのが「鹿」

奈良公園には、約1,000頭もの野生の鹿が自由に暮らしています。

街中や公園内をゆったり歩く姿は、奈良の象徴そのもの。

鹿は古くから春日大社の神様の使いとされ、大切に守られてきました。

現在では国の天然記念物に指定され、地元の人々や観光客に愛されています。

奈良公園を訪れると、売店で「鹿せんべい」が販売されており、これを持つと鹿たちが近づいてきます。

おじぎのように頭を下げてせんべいをもらう姿は、とても愛らしく写真映え間違いなし。

ただし、時々せんべいを求めて勢いよく近づく鹿もいるので、驚かないよう注意が必要です。

僕もお気に入りの有名な鹿がいます。

「ブラックジャック」、通称「ジャック」

額から鼻にかけての傷跡が特徴。

奈良公園から少し離れますが、若草山の手前、ザ ディア パーク インというホテルの前の広場あたりにいます。

もう結構な年だと思われます。

少し脚を引きずっていますが、まだまだ元気です。

春は新緑、秋は紅葉と、四季折々の風景の中で鹿と触れ合える奈良公園。

観光や散策の合間に、ぜひ鹿たちと癒しの時間を過ごしてみてください。

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