京都はラーメンの街。
彩豊かな数多くのラーメン店が存在します。
その代表的なラーメン店が、以前レポートした【京都ラーメンの雄】とも言える「本家 第一旭 本店」
そしてもう一つ京都を代表する、全国的に有名なラーメン店があります。
その名は「新福菜館本店」
そしてラーメン好きには有名なのですが、この2店舗は並んでいるのです。
どちらも大行列をなす超人気店。
今回は以前レポートした第一旭に続き、新福菜館本店の訪問記を記します。
京都ラーメンの中でも異端？“元祖・漆黒系”
京都ラーメンといえば、第一旭のような「こってりとした濃厚豚骨醤油スープ」と「九条ネギ」を思い浮かべる方も多いでしょう。
しかし、「新福菜館」はあっさりでもこってりでもない、“黒しょうゆ系”の独自路線。
創業はなんと昭和13年、戦前から続く老舗です。
当時の京都では、和食文化に馴染んだしょうゆベースの味わいが好まれ、脂っこさを控えた深みのあるスープが受け入れられました。
そのDNAが、今もこの漆黒スープに息づいています。
いざ実食！特大肉多目ラーメン＋ヤキメシの黄金コンビ
今回注文したのは、てんこ盛りラーメンの「特大肉多目」と「ヤキメシ」。
まず運ばれてきた瞬間に「黒い！」と心の中でツッコミ。
写真で見るよりも、実物のインパクトがすごいです。
レンゲでスープをすくうと、しょうゆの香ばしい香りがふわっと立ち上がり、見た目よりもマイルドな味わい。
そう、見た目ほどしょっぱく無いのです。
この辺は富山ブラックと違うところですね。
麺は中太ストレートで、スープをよく吸っていい感じ。
チャーシューは肉厚で、噛むほどに旨みが出てくる“ごはん泥棒”タイプです。
そして外せないのが「ヤキメシ」。
見てください。
ラーメンと同じスープを使っているため、こちらも見事なまでに黒いのです。
「ご飯、焦げた？」と錯覚するほどですが、一口食べると分かります——これは芸術。
香ばしく、少し甘めの味付けで、ラーメンとの相性が完璧。
この黒いラーメン×黒いチャーハンの組み合わせ、カロリーの背徳感も相まって、まさに“京都駅前の黒い誘惑”です。
京都駅から徒歩圏。観光前後の一杯にちょうどいい
「新福菜館本店」は京都駅から徒歩5分ほど。
お隣には“こってり系代表”の「第一旭」も並んでいて、まるでラーメン界の紅白対決のよう。
朝9時から営業しているので（変更するかもしれないので要確認）、観光前の朝ラーメンにもぴったりです。
早朝に京都駅へ着いた旅行者が、スーツケースを引きずりながら行列に並んでいる光景も、もはや風物詩。
まとめ：一度は味わいたい、京都ラーメン界のレジェンド
新福菜館は様々なところへ店舗展開しています。
東京にも数店舗出店しており、僕も秋葉原店にたまに行きます。
もちろん秋葉原店も美味しいですよ。
けど、やはり一度は本家で食べてみたいですよね！
新福菜館のラーメンは、“京都ラーメン”というジャンルの中でも異彩を放つ存在。
濃い見た目に反して、飽きのこない深みのあるスープ。
そして、どこか懐かしい“昭和の香り”が漂う店内と、炊きたてのヤキメシの香ばしさ。
初めてでも、なぜか「また来よう」と思わせてくれる。そんな不思議な魅力を持つ名店です。
京都駅に降り立ったら、まずは観光地よりも「新福菜館本店」へ。
胃袋から京都の歴史を味わいましょう。
京都・二寧坂＆産寧坂をぶらり散歩。スタバまで風情満点！
僕が京都で最も好きなところ。
それが今回挙げる「二寧坂（にねんざか）」・「産寧坂（さんねんざか）」です。
一応触れておくと、一年坂（いちねんざか）という道もあります。
ただ、長さが短いので今回は割愛しておきます。
二寧坂・産寧坂は清水寺へ向かう道中にある、京都らしい石畳が続く道です。
どちらも“坂”というより“観光のメインストリート”といった雰囲気で、平日でもかなりの人出。
着物姿の観光客が多く、まるで時代劇のワンシーンに迷い込んだようです。
二寧坂は、町家風のカフェや雑貨店が並ぶ人気エリア。
歩いているだけで、ほのかに香るお香や甘い抹茶スイーツの匂いに誘惑されます。
そして坂を上りきったところにあるのが、あの有名な「スターバックス コーヒー 京都二寧坂ヤサカ茶屋店」
外観は完全に古民家。
暖簾をくぐると、畳の部屋に座布団、木の梁。
まるでおばあちゃんの家でラテを飲んでいる気分になります。
観光客が多いので少し待ちますが（状況によってはかなり待つかも）、窓際の席から見える町並みは絶景。
コーヒー片手に、京都の時間がゆっくり流れていくのを感じました。
そのまま産寧坂へ下ると、八坂の塔（法観寺）の姿がちらり。
写真スポットとしても人気で、みんな思い思いにポーズを決めています。
坂の途中で食べた八つ橋ソフトも絶品でした。
二寧坂や産寧坂で転ぶと、あまりよろしくない有名なジンクスがあるので（Google先生に聞いてください）、慎重に歩いたのはここだけの話です😅
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