京都へはよく行っていました。
過去形なのは、ここ数年の京都は人があふれていると聞いているので、最近はご無沙汰なのです。
2020年は凄かったですよ。
秋の清水寺夜間拝観がガラガラでしたから。
またコロナのようなことが起こって欲しいとは全く思わないです。
けど紅葉時の京都があそこまで空くことは、僕が生きているうちは二度とないだろうなと思います。
ところで京都はラーメンの街です。東京に負けず劣らず様々なラーメン店があります。
僕は関東住みの割には、京都のラーメン店はかなり行っています。
二泊三日の京都旅行で全食ラーメン、なんていうのを続けてきたので。
今回は京都ラーメンの代名詞「本家 第一旭 本店」をレビューします。
今では東京にも進出していますが、どうせなら本店で食べましょう。
本家 第一旭 本店を訪問
僕は京都へ行く際、いつも夜行バスを利用します。
東京を23時ごろ出ると翌日朝5時台には京都駅に到着。
そこから6時開店の第一旭へ向かいます。
日中の第一旭は行列必至なので、観光する時間に支障が出るため朝一で行くことにしています。

注文したのは「チャーシューメン」。
着丼した瞬間、湯気の奥から醤油の香りとチャーシューの甘い脂の香りが鼻をくすぐります。
実食レポート

スープを一口…うん、染み渡る。
豚の旨みがぎゅっと詰まったスープに、しっかり濃いめの醤油が調和していて、力強いけど重たくない。
麺は中細のストレート。
程よくスープを吸いながら、ツルツルと喉を通る心地よさ。
そして、特筆すべきは薄切りチャーシューの量と質感。
丼の表面を覆い尽くすようにチャーシューが並び、脂っこすぎず、噛むと旨味がじゅわっと広がります。
朝からこの一杯は、まさに「京都の目覚め」。
京都ラーメンの特徴とは?
京都ラーメンと言えば、鶏ガラや豚骨をベースにした濃厚な醤油スープが主流。
背脂チャッチャ系ではなく、しっかりした旨みとコクがあるのに、後味は意外とすっきり。
見た目よりも繊細で、万人に好まれる味わいが特徴です。
京都ラーメンの名店には、いくつかの系統がありますが、その中でも「第一旭」はナンバーワンの老舗。
朝から行列が絶えず、地元の人はもちろん、観光客も「とりあえず一杯」立ち寄る、京都ラーメン文化の象徴的な存在です。
もちろん上記のような「伝統的な京都ラーメン」とは異なる「今風のラーメン店」も京都にはたくさんありますよ!
まとめ:京都観光前に寄りたい一杯
「本家 第一旭 本店」は、京都駅から徒歩5分程度とアクセス抜群。
観光前の腹ごしらえにもぴったりですし、早朝から営業しているのもありがたいポイント。
昔ながらのラーメン店の空気感を味わいながら、どこか懐かしく、でもしっかり美味い。
そんな一杯に出会えるお店です。

東本願寺:信長に徹底抗戦した歴史の綾
京都駅、そして第一旭から最も近い観光地の一つに東本願寺があります。
ほとんどの人にとっては普通のお寺。
けど僕は真宗大谷派なので、上洛時はいつも本山であるお東さんにお参りします。
熱心な信者では全くありません。
代々信仰してきたご先祖様への敬意です。

戦国時代、10年にわたる石山合戦。
織田信長と和睦したのが、のちの本願寺派。
徹底抗戦を主張したしたのが、のちの大谷派。
大谷派は本願寺派と比べると信者が少ないので、その分お寺は立派にしているような気がします(近年、大谷派の集計方法を変えたら、ほぼ同じ信者数になったらしいですが)。

ところで浄土真宗って親鸞が最も偉いのですかね?
東本願寺は真ん中のお堂に親鸞の像がドーンと置かれ、隣のお堂に阿弥陀如来の像がひっそりと置かれています。
まあ、どっちが偉くてもいいのですが🦉


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