今から20年以上前の学生時代、歌舞伎町で知ったラーメン二郎。
「あまり旨くないな〜」とは思いつつも、量が多かったので好んで通っていました。
美味しくなくとも、ラーメン二郎は僕にとって「青春の味」。
社会人になってから、歌舞伎町以外にもラーメン二郎があることを知る。
現時点（2025/6）で訪問したラーメン二郎は、九州にできた新店以外は全て。
非乳化ジロリアンの聖地で感じた”洗練されたガッツリ”
「全国ご当地ラーメン」と謳っておきながら、最初のブログはラーメン二郎。
しかも首都圏の店である中山駅前店。
たまたまこっち方面へ来たので、来店したついでに記念の初ブログ。
アクセス良好、でも行列上等
中山駅の改札を出てから、徒歩2〜3分。
黄色い看板が見えた瞬間、テンションが上がります。
並びはどうかな？
着いたのは平日の11時過ぎ。
それでもすでに30人以上の行列ができていて、「さすが中山駅前店」と思いつつも、回転は早くて30分ほどで入店。
ここ中山駅前店は数ある二郎の中でもかなりお気に入り。
券売機＆注文スタイル
入り口すぐにある券売機で「小ラーメン（豚2枚）」の食券を購入。
つけ麺もいいかな、と思いましたが、ここの店が久しぶりなので普通のラーメンで。
コールは「野菜・ニンニク・アブラ」
カウンターに案内され、食券を渡してしばらくすると「ニンニク入れますか？」の声が。
いつも通り「野菜・ニンニク・アブラ」をコール。
そして着丼！
見た目からうまい、非乳化スープが光る一杯
運ばれてきたラーメンは、キャベツ多めの野菜が山盛り。
横から見るとキレイなドーム型をしていて、スープに溶け込む寸前のシャキ感がたまりません。
スープは非乳化タイプ。
二郎といえば”乳化してドロっとした濃厚さ”をイメージしがちですが、中山店はいい意味で裏切ってきます。
醤油のキレと豚の旨みがバランス良くて、重くないのにガッツリ。これはうまい！
麺は二郎にしては細めの平打ち麺で、ゴワつき過ぎず、スープにしっかり絡みます。満足感あり！
そして豚。…..とろけます
ウデ肉らしいですが、ホロホロ系と脂身とのバランスも絶妙。
2枚でも十分すぎる存在感でした。
食後の満足感がすごい
完食後の感想はただひとつ。「また来よう」
食後感がとにかく良い。重さはそれなりにあるのに不思議と胃に優しい感じ。
非乳化×キレ系スープのおかげか、罪悪感が少ないのもポイントかもしれません。
スープの「乳化」と「非乳化」って何が違うの？
ところでラーメン二郎を語るうえで欠かせないキーワードが、「乳化」と「非乳化」。
どちらも豚骨ベースのスープなのですが、見た目も味もまったく異なるんです。
ここでは、初心者の方でも分かるようにその違いを解説します。
乳化スープとは？
乳化とは、油と水分（スープ）が混ざり合って白濁している状態のこと。
スープを強火で炊き込むことで、豚の脂や骨髄、ゼラチン質が溶け出し、水と油がしっかり混ざり合います。
その結果、とろみのある白濁したスープに。
見た目はこってり、味もまろやかでクリーミー。
口当たりが優しく、豚の旨味がスープ全体に広がるのが特徴です。
📍代表的な乳化系二郎：
・ラーメン二郎 横浜関内店
・ラーメン二郎 八王子野猿街道店2
・ラーメン二郎 松戸駅前店 など
非乳化スープとは？
一方の非乳化は、スープと油が分離している状態。
澄んだスープにラードが浮いており、見た目は透明感があります。
乳化スープと違ってキレのある味わいで、カエシ（醤油ダレ）の風味が際立つのが特徴。
スープに厚みはないけれど、醤油のパンチが効いていて「ワイルドな二郎」が楽しめます。
📍代表的な非乳化系二郎：
・ラーメン二郎 目黒店
・ラーメン二郎 神田神保町店
・ラーメン二郎 中山駅前店 など
まとめ：ジロリアン初心者にも超やさしい”名店”
ラーメン二郎 中山駅前店は、初めての方にも入りやすく、接客も穏やか。
二郎特有の「コワイ雰囲気」みたいなものは一切ありません。
これから二郎デビューする人にも強くおすすめできる店舗です。
次回は季節限定の「つけ麺」や「汁なし」にも挑戦してみたい！
横浜・ズーラシアを訪問🐾
今回、中山へ来た目的は横浜の動物園、横浜・ズーラシアを訪れるため。
昨年末に生まれたホッキョクグマの子供が公開になったからです。
ズーラシアへは中山駅前からバスに乗ってアクセス。
広大な自然の中を歩きながら動物たちに出会える、日本最大級の動物園「ズーラシア」。
ホッキョクグマはもちろん、オカピやインドライオンなど珍しい動物にも会えて、子どもから大人まで大満足！
生態系ごとの展示で、まるで世界一周している気分に。
園内バスやカフェもあり、ゆっくり楽しめます。
気軽な半日おでかけにもおすすめです！
ただメチャクチャ広いので、かなり歩く覚悟で。
夏場は暑いから、少し涼しくなってからがオススメかも。
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