ラーメンショップ、通称「ラーショ」と呼ばれるラーメン店があります。
全国各地に暖簾分けの形で展開しています。
ラーメンショップはチェーン店のように「みんな同じ味」ではなく、ラーメン二郎のように「店舗ごとに味の特徴がある」ようです。
けど僕はラーメンショップには何店舗か行ったことはあるものの、ラーメン二郎と違って食べ比べをしたことがないので、店舗ごとの味の違いについてあまり詳しくありません。
検索すると、ラーメンショップの中でも「牛久結束店」が最も評価が高いようです。
というわけで今回は、たまにしか乗らないバイクで茨城県牛久市にある「ラーメンショップ 牛久結束店」を訪問しました。
ラーメンショップの歴史から牛久結束店の特徴、そして実際に訪問して味わった感想まで詳しくレポートします。
ラーメンショップの歴史
自分なりに調べてみたのですが、間違っていたらごめんなさい。
ラーメンショップは、全国に数多くの店舗を展開するラーメンチェーンですが、その歴史や運営方法は一般的なチェーン店とは一線を画す、非常に独特なものです。
創業と発祥
ラーメンショップの起源は、1960年代に東京都大田区羽田で営業していた「椿食堂」に遡るとされています。
この椿食堂が、後に「GOOD MORNING ラーメンショップ」となり、ラーメンショップの元祖とされています。
運営本部は「椿食堂管理有限会社」で、この本部がラーメンショップという名称を商標登録しているようです。
独特なフランチャイズシステム
ラーメンショップの最大の特徴は、その運営システムにあります。
一般的なフランチャイズチェーンとは異なり、個々の店舗オーナーに非常に高い自由度が与えられています。
ロイヤリティが低い、またはゼロ
多くの店舗で月々の売上に応じたロイヤリティが存在しないと言われています。
その代わりに、本部から提供されるスープ用の骨、麺、タレなどの仕入れ単価に利益分が含まれていると考えられています。
高い自由度
メニューの構成、営業時間、価格設定などは、各店舗のオーナーの裁量に任されています。
このため、店舗ごとに独自のメニューやサービス(ライス無料サービスなど)が存在し、同じ「ラーメンショップ」でも全く異なる個性を持っていることが魅力の一つとなっています。
本部との関係
本部(椿食堂管理)は取材に一切応じないスタンスを取っており、その運営方法や各店舗との関係性には不明な点が多いとされています。
このような緩やかな繋がりを持つフランチャイズ形態は、個人経営店の緩やかな連合体のような性格を持っています。
家系ラーメンとの関連性
ラーメンショップは、家系ラーメンのルーツの一つとしても知られています。
家系ラーメンの元祖である「吉村家」の創業者である吉村実氏は、かつて平和島の京浜トラックターミナルにあったラーメンショップで働いて、ラーメン作りのノウハウを身につけたとされています。
このことから、ラーメンショップの豚骨醤油ラーメンが家系ラーメンの原型であるという見方もあります。
まとめ
ラーメンショップは、赤い看板に「うまいラーメンショップうまい」の文字が書かれたシンボル的な存在として、全国のロードサイドを中心に展開しています。
その歴史は古く、創業者の自由な運営方針が、多様な個性を持つ店舗を生み出し、多くのラーメンファンに愛され続けています。
牛久結束店の特徴
まず牛久結束店は「先に食券を購入→整理番号を聞く→店頭で待つ」という仕組みです。
だから行列ができるわけではなく、みんなバラバラで待っています。
※開店前は食券を買うまで、行列ができていると思われます。

そして牛久結束店は、ラーメンショップの中でも屈指の人気を誇る店舗です。
その理由は大きく3つあります。
濃厚ながら飲みやすい豚骨スープ
スープは豚骨ベースながらも、臭みが少なくまろやかな味わい。
背脂の甘みと豚骨のコクが絶妙に溶け合い、後味はすっきりとしています。
醤油、塩、味噌の3種類から選べ、好みに合わせた一杯が楽しめます。
自家製麺へのこだわり
他のラーメンショップと比べて、自家製の麺はもちもちとした食感が特徴で、スープとの相性も抜群です。
また「太麺」への変更も可能で、食べ応えを求める客層にも応えています。
名物ネギラーメンの存在感
牛久結束店の看板メニューは、やはりネギラーメン。
たっぷりの白髪ネギがスープと合わさることで香りと旨味が口いっぱいに広がります。
ネギの辛味が豚骨スープのまろやかさを引き立て、クセになる味わいです。
牛久結束店のメニュー紹介

牛久結束店のメニューは、定番からボリューム満点の一杯まで豊富に揃っています。
・ラーメン(醤油・塩・味噌):シンプルながら奥深い味わい
・ネギラーメン:ラーショの看板メニュー
・チャーシューメン:大判のチャーシューがどっさり
・ネギチャーシューメン:ネギ好き&肉好き必見
・つけ麺:濃厚な豚骨ダレでいただく
・ライス・半ライス:スープと一緒に食べると旨味倍増
さらにトッピングで味玉、岩のり、わかめなども可能。
お腹の空き具合や好みに合わせて、自分だけのカスタマイズを楽しめます。
圧倒的なボリューム!ネギとチャーシューの饗宴

今回僕が注文したのは、ネギチャーシューメン(醤油)。
目の前に置かれたラーメンを見て、思わず「おぉ!」と声が出ました。
どんぶりを覆い尽くすほどのたっぷりのネギと、分厚くスライスされたチャーシューの存在感がすごい!
まずはスープを一口。
見た目はかなり濃厚そうですが、飲んでみると意外にもマイルドで、豚骨の旨みと背脂の甘みが口いっぱいに広がります。
このまろやかさは確かに他のラーメンショップでは味わったことのない唯一無二のスープだと感じました。
次に、ラーメンショップの代名詞とも言えるネギをいただきます。
特製のタレで和えられたネギは、シャキシャキとした食感がたまりません。
濃厚なスープと絡み合うことで、さっぱりとした風味が加わり、スープの味が単調になるのを防いでくれます。
そして、このラーメンの主役の一つであるチャーシュー!
箸で持ち上げると、その分厚さに驚かされます。
口に運ぶと、ホロホロと崩れるほど柔らかく、肉の旨みがじゅわっと口の中に広がります。
もっちりとした自家製麺が最高に美味しい
麺は、家系ラーメンのような中太麺で、スープとの相性が抜群です。
自家製麺はラーメンショップでは珍しいようですが、もっちりとしたコシが特徴的。
濃厚なスープをしっかりと持ち上げ、ネギやチャーシューと一緒に食べると、一口ごとに至福の味わいが口の中に広がります。
途中でニンニクと豆板醤を少し加えて、味の変化を楽しみながら、あっという間に完食してしまいました。
結論:期待を裏切らない「ラーショの聖地」

今回、初めてラーメンショップ牛久結束店を訪れましたが、その評判通りの美味しさに感動しました。
濃厚なスープ、こだわりの自家製麺、そしてたっぷりのネギとチャーシュー。
どれをとっても完璧な一杯で、「日本一のラーメンショップ」と称される理由がよく分かりました。
ラーメン好きなら、一度は足を運んでみる価値のあるお店です。
週末は間違いなく長時間の順番待ちになるのですが、ぜひこの感動を体験してください!
世界最大級!牛久大仏を訪問|迫力と癒しのスポット
ラーメンショップ牛久結束店からバイクで10分ほどのところに牛久大仏があります。


茨城県牛久市にそびえ立つ「牛久大仏(正式名称:牛久阿弥陀大仏)」は、世界最大級の青銅製立像として知られています。
高さは台座を含めて120m、手のひらだけで18mもあり、遠くからでもその圧倒的な存在感がわかります。
入口をくぐると、広大な庭園と四季折々の花々が出迎えてくれます。
春は桜、夏は蓮、秋は紅葉、冬は澄んだ空気と大仏のコントラストが美しく、何度訪れても新しい魅力を発見できます。


大仏の胎内にも入ることができ、エレベーターで地上85mの展望台へ行くと、上の写真のように大仏の胸部にある展望窓からの景色を楽しめます。
晴れた日には筑波山や富士山まで見渡せることもあるそうです。
牛久大仏は、スケールの大きさと静かな癒しを同時に感じられる特別な場所。
ラーメンショップ牛久結束店の後に、ぜひ立ち寄ってみてください。



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