札幌へ行くのは現実逃避感が高いです。
なぜなら飛行機に乗るからかな?
しかもLCCだったら恐ろしく安い!(5,000円台)
そんなわけで札幌へはよく行きます。

そして札幌といえば「味噌ラーメン」の聖地。
中でもすすきのエリアは、全国のラーメン好きが集まる激戦区。
今回は一人旅で訪れた名店「麺屋 雪風(ゆきかぜ) すすきの店」をご紹介します。
このブログでは、全国各地のご当地ラーメンを一人旅で巡り、その味と空気感を正直に綴っています。
現実逃避がてら旅に出て、「本当にうまい一杯」に出会うことで心を整える——そんな体験を共有できれば幸いです。
札幌味噌ラーメンの本場・すすきのを歩く
札幌市中央区、すすきの。
夜になるとネオンが輝き、観光客や地元の人々で賑わう繁華街。
ジンギスカンや海鮮、スープカレーもいいけれど、やはり札幌といえば「味噌ラーメン」が外せません。
そんな中、向かったのが「麺屋 雪風 すすきの店」。
Googleマップや食べログの評価も高く、「濃厚なのにくどくない」「札幌で一番好き」といったレビューに惹かれて、訪問することに。

店内の雰囲気|カウンター中心で一人でも気軽
すすきの交差点から歩いて5分ほど。
ビルの1階に佇む店は、黒を基調にしたスタイリッシュな外観。
一見してラーメン店とは思えない落ち着いた雰囲気です。
中に入ると、カウンター席が中心で一人旅にはぴったり。
女性の一人客も多く、すすきのという土地柄なのか観光客の姿もちらほら。
店員さんの接客も丁寧で、落ち着いてラーメンに集中できる空気感が心地いい。

看板メニューは「濃厚味噌らーめん」
今回注文したのは、定番人気の「濃厚味噌らーめん」。
注文から数分、湯気とともに現れた一杯は、ビジュアルからして完成度の高さを感じさせます。
まずはスープを一口。
……これは驚きです。
豚骨と鶏白湯をブレンドした濃厚なベースに、数種類の味噌を重ねた芳醇なスープ。
しっかりとしたコクがありながら、しつこさはまるでなし。
動物系の旨味に、ほんのりとした甘みとスパイスのアクセントが加わり、レンゲが止まりません。

麺とトッピングの絶妙なバランス
麺は札幌ラーメンの定番、森住製麺の中太ちぢれ麺。
もっちりとした食感がスープに絡み、濃厚な味噌の旨味をしっかりと口まで運んでくれます。
チャーシューは炙りバラチャーシューで香ばしく、柔らかさと脂の旨味がスープと一体化。
半熟の味玉も絶妙な火加減で、味の濃さとまろやかさが絶妙にマッチしています。
シャキシャキの白髪ねぎ、もやし、メンマといった野菜の食感もアクセントになっており、最後まで飽きずに食べ進められます。

他の札幌ラーメン店と「麺屋雪風」の違い
札幌味噌ラーメンといえば、山岡家のような直球のこってり系や、すみれ・信玄のようなラードで覆われたアツアツ系が有名です。
そういった“ザ・札幌ラーメン”のイメージがある中で、「麺屋 雪風」はあくまで“やさしい濃厚さ”が特徴。
スープにごまかしがなく、ダシの旨味で勝負している印象。
胃が重くならず、それでいて満足感はしっかりある。
まさに“大人の味噌ラーメン”という表現がふさわしい一杯でした。
また、清潔感のある店内、丁寧な盛り付け、繊細な味の設計など、女性客の多さもうなずけます。
観光客向けの派手さよりも、地元民にも長く愛される実力派のラーメン店といえるでしょう。
一人旅ラーメンとしての魅力
札幌の夜、ホテルに帰る前に立ち寄るにはちょうど良いロケーション。
静かに一人でラーメンを味わいたいという方には特におすすめです。
味はもちろん、カウンター中心のレイアウト、落ち着いた店内、スタッフの距離感など、すべてが“一人旅ラーメン”向き。
食後には近くのカフェでコーヒーを飲みながら、余韻に浸るのもいいでしょう。
まとめ|札幌ラーメンを再定義する一杯
札幌で味噌ラーメンを食べ尽くしたという人でも、「麺屋 雪風」の味は新鮮に感じられるはず。
濃厚だけど優しく、こってりだけどスッキリ。
まさに、味噌ラーメンの「次世代スタンダード」。
札幌旅行でどこに行こうか迷っている方、すすきのでラーメン店を探している方、一人でゆっくりと味を楽しみたい方には、心からおすすめしたい一杯です。
店舗情報
店名:麺屋 雪風 すすきの店
住所:北海道札幌市中央区南7条西4丁目2-6 LC拾壱番館1F
アクセス:地下鉄南北線「すすきの駅」から徒歩5分
営業時間:18:00~翌3:00(※変更の可能性あり)
定休日:なし
公式サイト:https://menya-yukikaze.com
円山動物園で出会ったホッキョクグマの癒しタイム

僕にとって札幌で一番の目的は「円山動物園」。
この動物園は「ホッキョクグマの聖地」と言われています。
なぜならホッキョクグマの繁殖が凄いからなんですよ!
この20年間で、繁殖成功回数6回、繁殖成功頭数8頭。
動物園での繁殖が難しいと言われるホッキョクグマでこれだけの数は本当に凄いのです!
残念ながらこれだけの繁殖を実現したオスの「偉大なる漢」デナリは亡くなってしまいました。
しかしメスのララは健在です。

札幌市中央区にある円山動物園は、自然豊かな円山公園のすぐそばに位置し、アクセスも良好な人気観光スポット。
入園して最も奥に位置するのが、北極圏の環境を再現した「ホッキョクグマ館」。
大きなプールでは、真っ白な体をしたホッキョクグマ(末っ子のリラ)がダイナミックに泳ぐ姿を見ることができます。
水中トンネルから見上げるその姿はまさに圧巻。
思わず時間を忘れて見入ってしまいました。

ホッキョクグマのほかにも、アジアゾウ(繁殖を成功させました!)やレッサーパンダ、エゾシカやヒグマなど、北海道らしい動物たちも充実しており、広すぎず歩きやすいのも魅力のひとつ。
都会の喧騒を忘れて、自然の中で動物たちとのんびり過ごせる癒しの時間がここにはあります。
札幌観光の合間に、ちょっと静かな時間を過ごしたい方にはぴったりのスポット。
一人旅でも十分楽しめる、穴場的なおすすめ動物園です。


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