以前、尾道ラーメンの名店「丸ぼし」に訪問した記事を掲載しました。
今回訪問したのは、その丸ぼしと並ぶ尾道ラーメンの名店「壱番館」です。
壱番館は尾道駅南口から海岸通りを歩いて10分ほど。
先ほどの「丸ぼし」とは徒歩2分くらいの近いところにあります。
連食もしやすいですね🤭
この日は朝から観光地(後述)へ行ってきて、その後に壱番館へ向かいました。
人気店とはいえ平日だから開店時は並ばなくて済むかな?なんて思っていたのが甘かった!
すでに行列ができていました。

開店は11時で、さすがに地元の方は働いている時間だろうから、観光客の方々かな?
いずれにせよ炎天下の中、並ぶことにしました。
「壱番館」の歴史と特徴
開業したのは1999年。
比較的新しいお店です。
何と最初はラーメンの通信販売からスタートしたとのこと!
麺は平打ち熟成生麺で、のびにくいのが特徴です。
スープは豚・鶏ガラ・野菜をベースに、瀬戸内の小魚を隠し味に使い、コクのある醤油味に仕上げています。
そして何より、尾道ラーメンの特徴である豚の背脂がたっぷり浮かんでいるのがポイント。

お店は住吉神社の目の前なので分かりやすい。
ミシュランガイド広島2013特別版にも掲載されたという実力派なんです。
あと一時期、東京の新宿御苑前に支店を出していたそうですね。
知らなかった…。
店内の様子
開店後、並んでいたお客さんがどんどん店内へ流れていきました。
そして運良く僕もギリギリ座ることができました!

カウンター席とテーブル席があり、一人でもファミリーでも入りやすい雰囲気。
清潔感があって、落ち着いて食事ができる空間ですね。
観光客の方々の会話が飛び交い、活気ある店内です。

いざ実食!店長おすすめの「角煮ラーメン」
メニューを見ます。
初めてだから普通の「ラーメン」を注文しようと思っていました。
しかし「店長おすすめ」の文字と共に「角煮ラーメン」がど真ん中に。

ここは壱番館のマーケティングに乗っかって、角煮ラーメンを注文することにしました。
待つこと数分、運ばれてきた一杯を見て思わずニンマリ。
どんぶりの中央には、とろけそうな角煮がドンと鎮座しています。

白髪ネギ、煮卵、もやしなど具材もたっぷり。
そして表面を覆う、キラキラと輝く背脂のビジュアルが食欲をそそります。
まずはスープをひと口。
うん、これぞ尾道ラーメン!
醤油ベースのコクのあるスープに、魚介の旨味がじんわり効いています。
背脂が加わることで、まろやかさとコクが倍増。
でも意外とあっさりしていて、飲みやすいんです。
お次は麺。
平打ち麺がスープによく絡みます。
ツルツルシコシコとした食感で、最後まで伸びることなく美味しくいただけました。

そして主役の角煮。
箸で持ち上げると、ほろほろと崩れそうなほど柔らかい!
口に入れると、とろける脂身と肉の旨味が口いっぱいに広がります。
これはたまりません。
角煮の旨味がスープに溶け出して、さらに味わい深くなっていく…計算され尽くした一杯ですね。
尾道の名店を堪能
気づけば、あっという間に完食。
最後の一滴までスープを飲み干してしまいました。
平日の昼から並んででも食べたくなる理由が、よく分かりました。
観光客の方々が多いのも納得です。
地元尾道が誇る味を、全国に、そして世界に広めようという壱番館の心意気が、この一杯に詰まっている気がします。
尾道観光で「どこのラーメン屋さんに行こう?」と迷っている方には、ぜひ壱番館をおすすめします。
せっかくだから丸ぼしとの連食がいいかな?😁
特に角煮ラーメンは、店長おすすめというだけあって間違いない美味しさです。
開店前から並ぶ覚悟は必要ですが、その価値は十分にあります。
店舗情報

店名:尾道ラーメン壱番館 本店
住所:広島県尾道市土堂2-9-26(尾道駅南口から徒歩10分、海岸通り、住吉神社前)
おすすめメニュー:角煮ラーメン
特徴:平打ち熟成生麺、瀬戸内小魚のだし、豚の背脂たっぷり
備考:ミシュランガイド広島2013特別版掲載店
尾道の癒やしスポット「猫の細道」を歩いてみました

猛暑日が続く中、暑くなる前の少し早い時間帯に「猫の細道」へ行ってきました。
尾道といえば坂道と寺社、そしてどこか懐かしい街並みが魅力ですが、その中でも人気の観光スポットが猫の細道です。

場所は千光寺山ロープウェイ乗り場の近く。
全長200メートルほどの細い路地に、約100体以上の「福石猫」がひっそりと置かれています。

小さな丸石に猫の顔が描かれたこの福石猫は、地元の芸術家・園山春二さんが手がけたもので、ひとつひとつ表情が違うのが面白いところ。
探すだけでもまるで宝探し気分です。

実際に歩いてみると、石畳や古い家屋に風情があり、まるで昭和の時代にタイムスリップしたような気分になります。
運が良ければ本物の猫にも出会えるかもしれません。

観光客だけでなく、写真好きや散歩好きにもうってつけのスポットです。
ところで写真を見ていただくと分かると思いますが、僕は猫には会えませんでした😹

さすがに猛暑の中だと、猫様も表には出てこないようです。
もちろん真冬はコタツで丸くなって出て来ないでしょうから、猫の細道へ行くのは春か秋がいいのかもしれませんね😸




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