福岡で豚骨ラーメンを食べ歩くなら、やはり老舗は外せません。
今回訪れたのは、福岡市中央区白金にある「八ちゃんラーメン」。
最寄りの薬院駅から歩いて数分。
天神の繁華街から少し離れた場所にある、福岡を代表する老舗豚骨ラーメン店のひとつです。
訪問したのは平日の19時過ぎ。
かつては深夜営業の店として知られた八ちゃんラーメンですが、現在は18時から営業しています。
お昼は営業していないので要注意。
初訪問ですので、今回注文したのは、もちろん基本の「ラーメン」です。

1968年創業の八ちゃんラーメン
八ちゃんラーメンの創業は1968年(昭和43年)。
現在の福岡市中央区白金で、現在の店主のご両親が始めた店なのだそうです。

しかも長い間、支店を出さずに本店だけで営業してきました。
その頑固さというか、一本筋の通った感じも八ちゃんラーメンらしいところです。
新横浜ラーメン博物館が最初に出店を依頼したのは1993年。しかし「支店は出さない」という方針から断られたのだとか。
それでもラー博側は諦めませんでした。
なんと交渉すること25年。
最終的に二代目店主が出店を決断し、2019年3月に新横浜ラーメン博物館へ進出しました。ラーメン屋さんを25年間口説き続ける方もすごいですが、25年間断り続ける方もなかなかです。
新横浜店は2022年10月に卒業しましたが、薬院の本店では現在もその味を楽しめます。
八ちゃんラーメンの特徴は超濃厚豚骨
運ばれてきたラーメンは、見るからに福岡らしい豚骨ラーメン。

しかし、一般的な博多ラーメンと比べてもスープはかなり濃厚です。
八ちゃんラーメンでは専用の羽釜を使い、大量の豚骨を高火力で長時間炊き上げています。髄や骨までしっかり煮出すことで、豚骨の旨味を凝縮させているそうです。
レンゲですくって口へ。

おお、濃い。
しっかり豚骨なのですが、ただ重たいだけではありません。
トロッとしたスープに豚骨の旨味がぎゅっと詰まっています。
「豚骨ラーメンを食べています!」という満足感はかなり強めです。
平打ちの極細麺が面白い
そして八ちゃんラーメンでもうひとつ特徴的なのが麺です。
一般的な博多ラーメンと同じ極細麺ですが、こちらは平打ちの極細麺。

これが濃厚な豚骨スープによく絡みます。
ズズッとすすれば、麺と一緒にスープも口へ入ってくる。
濃厚スープと極細麺。
非常にシンプルですが、相性は抜群です。
具材も青ネギとチャーシューが中心。

豪華なトッピングを山ほど載せるのではなく、あくまで主役は豚骨スープ。
潔いです。
途中から紅生姜やニンニクを加えて味を変えるのも福岡豚骨のお楽しみ。

ただし最初から大量投入するのは少々もったいない。
まずはそのまま食べて、後半戦で投入するのがおすすめです。
福岡の夜に食べたい老舗豚骨ラーメン
八ちゃんラーメンは、派手な新店ではありません。
1968年から半世紀以上、薬院で豚骨ラーメンを作り続けてきた老舗です。
濃厚な豚骨スープ。
独特の平打ち極細麺。
そして青ネギとチャーシューというシンプルな構成。
これだけで勝負できるのが強いところです。
新横浜ラーメン博物館が25年間も諦めなかった理由も、食べてみると少し分かる気がします。
福岡で豚骨ラーメン巡りをするなら、ぜひ候補に入れておきたい一軒。
夜の薬院で食べる一杯は、今回の福岡麺旅でも印象に残るラーメンとなりました。

店舗情報
- 店名:八ちゃんラーメン
- 住所:福岡県福岡市中央区白金1-1-27
- 電話番号:092-521-1834
- 営業時間:18:00〜翌2:00
- 定休日:日曜日・祝日
- アクセス:西鉄・地下鉄薬院駅から徒歩約3分
- 席数:15席


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