仕事でウンザリする日が続き、現実逃避したくなりました(いつものこと)。
ウンザリする原因の大半は人間関係。
多くの人が同じような悩みを抱えているのだろう。
けどだからといって僕の悩みが解決されているわけではない。
そうだ、遠くへ行こう!
気分転換だ。
たまには飛行機で遠征して、全てを忘れよう。
というわけで福岡へ来ました。
そういえば福岡は高校の修学旅行以来、行っていなかったな…
よし、本場の豚骨ラーメンを堪能しよう!
早朝5時、長浜市場の風景に迎えられて
まだ夜明け前。
ホテルから地下鉄に乗り、赤坂駅から徒歩10分。
「元祖長浜屋(がんそながはまや)」に到着。
開店はなんと朝5時!
市場で働く人々に愛され続けてきた、伝統の一杯がここにあります。

長浜ラーメンとは?発祥と由来
長浜ラーメンは1952~53年に屋台「元祖長浜屋」として誕生。
元々は魚市場で働く漁師や仲買人向けに、
・超極細麺(茹で時間短縮)
・さっと出せるあっさり豚骨スープ
・替え玉制度(少量一杯→追加注文可能)
というスタイルで提供され、瞬く間に支持されたそうです。
その後、1965年にはメディアでも話題になり、屋台から店舗営業へと発展したとのこと。
元祖長浜屋のこだわりと歴史
創業者は戦後に名古屋の闇市で台湾人からラーメンを学び、博多で屋台を開くも一度は苦戦。
しかし魚市場前へ移ったことで大繁盛し、魚市場の移転にあわせ1955年に現地へ移転。
1974年には屋台から店舗営業へ、1976年には支店開業。
創業者一家によって大切に味が守られ続けてきました。
博多ラーメンとの違い
そういえば福岡市には長浜ラーメンと博多ラーメンがあります。
両方とも豚骨ラーメン。
けど呼び名が違う。
この二つの違い、知ってました?
僕は知りませんでした…。
というわけで簡単に調べてみました!
豚骨ベースで細麺という点は共通しつつも、以下の違いがあります:
| 項目 | 長浜ラーメン | 博多ラーメン |
| スープ | あっさり・飲みやすいライトな豚骨スープ | 濃厚・白濁・クリーミーでコク深い |
| 麺 | 超極細ストレート、短時間で茹で上がる | やや太めもあり、硬さバリエーション豊富 |
| 注文代替 | 替え玉文化発祥、硬さ細かく指定可能 | 替え玉+トッピング多彩、硬さ選択も可能 |
| 文化背景 | 魚市場で働く人向け、スピード性が重視された | 屋台文化から進化、多彩な味変文化 |
早朝の実食レポート
到着は開店時間ちょうど。
地元の常連や市場帰りの人たちが次々と店内へと思いきや、それほどお客さんは多くなかった。
注文後すぐ提供されたラーメンは、まさに“市場仕様”。
・乳白色ながら強すぎない豚骨の風味と程よい塩味
・すっきりしたスープが極細麺にしっかり絡む
・薄切りチャーシューとネギ、紅しょうががアクセント
・替え玉は「ナマ(超硬め)」でお願い。食感が楽しく、あっという間に完食!
卓上にあるニンニクすりおろし・ごま・辛子高菜などで味変できるのも魅力。
特に紅しょうがでサッパリと〆られるのが、朝食としてもバッチリ。

まとめ:これぞ”本家・本場”の一杯
長浜朝の静寂に溶け込む温かな湯気、濃すぎず軽すぎない豚骨スープ、硬めに仕上げた極細麺――。
これが「元祖」の実力。
一杯500円弱(訪問当時)とは思えない満足感です。
元祖長浜屋は、単なるラーメン店以上に、70年以上にわたる文化と歴史が息づく福岡の原点でしょう。
大濠公園を散歩してきました🌿
帰りは赤坂駅の一つ隣にある大濠公園を訪れました。
池をぐるっと囲む遊歩道(約2km)は、緑に囲まれていてとても気持ちいい!
朱色の浮見堂やボートもあり、自然の中でリフレッシュできます。

公園内にはスタバや日本庭園、美術館もあり、その気になれば1日ゆっくり楽しめる場所です。
朝の散歩にも、昼のカフェタイムにも、夜のライトアップにもおすすめです☕✨



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