地元のスーパーへ行ったとき、カップラーメン売り場でこんな商品を見かけました。
『青森味噌カレーミルクラーメン』

なんじゃこりゃあ!
と思い、興味本位で購入。
食べてみたところ、意外と美味しい。
これは青森に行く機会があったら食べないといけない…。
というわけで行ってまいりました!
今回は、地元民にも観光客にも愛される老舗「味の札幌 浅利」を訪れ、このユニークな一杯をレポートします。
味の札幌 浅利とは
青森駅から徒歩圏内、雪の日でも足を運びたくなる温かみのあるラーメン店。
店名は「味の札幌」ですが、青森市内にあります。
外観はレトロながらも、暖簾をくぐれば湯気と香りに包まれた空間が広がります。
店内はカウンター席とテーブル席があり、一人旅の私にも居心地が良い。
創業以来、地元の人々に愛されてきた理由は、その独自のラーメン文化を守り続けているから。
看板メニューである「味噌カレー牛乳ラーメン」は、観光客が“必ず食べたい青森グルメ”としても知られています。

味噌カレー牛乳ラーメンの誕生秘話
「味噌カレー牛乳ラーメン」は、もともと1970年代に青森のラーメン店から生まれたメニューです。
厳しい冬を乗り越えるために、地元の人が好む“味噌ラーメン”に、体を温めるカレーと、まろやかさを加える牛乳をプラス。
意外な組み合わせながら、これが絶妙にマッチし、瞬く間に人気メニューとなりました。
「味の札幌 浅利」は、その伝統の味を受け継ぎつつ、独自の工夫を加えて提供しています。
実食レポート

スープ
丼を前にすると、まず漂ってくるのはカレーのスパイシーな香り。
その奥に、味噌の香ばしさと牛乳のやさしい甘みが感じられます。
一口すすれば、カレーのパンチがありつつも、牛乳のまろやかさが全体を包み込み、味噌のコクと見事に融合しています。
寒い冬の日に飲むと、体の芯から温まる感覚。
麺
中太のちぢれ麺はスープによく絡み、もちもちとした食感が楽しい。
すすった瞬間にスープがしっかり持ち上がり、最後まで味が薄まらずに楽しめます。
トッピング
具材はバター、もやし、わかめ、チャーシューなど。
特にバターがスープに溶けると、さらにコクが増して深みが出ます。
わかめの磯の香りが、味の変化をもたらして飽きさせません。
青森の冬と味噌カレー牛乳ラーメン
青森は冬になると気温が氷点下まで下がり、雪が深く積もります。
そんな環境で、このラーメンはまさに“食べる暖房”。
カレーのスパイスで体を温め、牛乳で胃をやさしく包み、味噌の塩気で満足感を与えてくれます。
観光で訪れる人はもちろん、地元の人にとっても冬の定番グルメです。
店舗情報

店名:味の札幌 浅利
住所:青森県青森市新町
アクセス:青森駅から徒歩約10分
営業時間:昼〜夜まで(要確認)
定休日:不定休
※訪れる際は雪道対策を忘れずに。特に冬季は足元が滑りやすいので注意が必要です。
まとめ
青森市の「味の札幌 浅利」でいただく味噌カレー牛乳ラーメンは、驚きの組み合わせながら、食べれば納得のバランス感。
味噌のコク、カレーの香り、牛乳のまろやかさが一体となったスープは、一度食べたら忘れられない味です。
もし青森を訪れるなら、観光スポット巡りの合間にぜひ立ち寄ってみてください。
冬の寒さも、心の疲れも、この一杯が溶かしてくれるはずです。
ねぶたの家 ワ・ラッセ|迫力満点のねぶた文化体験

青森市の観光スポットの中でも、ひときわ存在感を放つのが「ねぶたの家 ワ・ラッセ」。
青森駅から徒歩1分という好立地にあり、青森ねぶた祭の魅力を一年中体感できる観光施設です。
赤い格子状の外観は、初めて訪れる人でも思わず足を止めてしまうインパクト。
館内に入ると、迫力ある大型ねぶたが並び、その鮮やかな色彩と緻密な造形に圧倒されます。

展示エリアでは、実際に祭りで使用された大型ねぶたを間近で鑑賞できるほか、製作工程や職人の技術、歴史的背景を学べる映像コーナーも充実。
夜の運行を再現した照明演出では、光と影が織りなす幻想的な空間に引き込まれます。

さらに、館内では太鼓や笛の体験コーナーもあり、衣装を着て写真撮影も可能。
ねぶた祭本番に参加したような気分が味わえるため、観光客だけでなく地元の人にも人気です。
お土産コーナーには、ねぶた関連グッズや青森の特産品が豊富に揃い、旅の記念にもぴったり。

青森観光の合間や、悪天候の日でも楽しめる屋内施設としてもおすすめ。
もし青森を訪れるなら、「ねぶたの家 ワ・ラッセ」で迫力のねぶた文化を体感し、祭りの熱気を心に刻んでみてください。


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